ウォーミングアップ

目的

 スポーツを行う前にはウォーミングアップ(準備運動)を行います。スポーツ競技の種類などにより多少異なりますが、一般的には軽度~中等度の運動を行います。安静の状態からいきなり高強度の運動を行うと、急激な血圧の上昇を招き不慮の事故へとつながる危険性があります。また、ウォーミングアップの目的の一つに体温の上昇があります。ウォーミングアップをおこない体温を上昇させることにより以下のメリットがあります。
○ 呼吸器・循環器系の活動が高まり、酸欠状態を起こし難い。
○ 筋の柔軟性が保たれ、肉離れなどの外傷が起こり難くなる。
○ 動作を円滑にすることができ、パフォーマンスを発揮しやすくなる。

方法

 一般的には軽い運動から徐々にスポーツ競技レベルまで運動強度を高めていきます。

一般的に行われている方法を紹介すると、まず、筋肉の柔軟性を高めるために、また、これから行うスポーツで使用する筋肉に対して刺激を与えるために、ストレッチング(⇒39ページ)を行います。もちろんこの時は、静的な状態で行います。

その後、徐々に動的な運動であるラジオ体操的な柔軟体操へと移行していきます。この時注意することはストレッチングと柔軟体操を同一のものと考えないで、両者は全く別の運動であり目的としたものが違うと考えたほうが良いでしょう。その後、軽いランニングに移行していき、最終的には、ダッシュのような瞬発運動を行います。

以上一般的なウォーミングアップの方法を挙げましたが、全体的な時間としては20~30分が目安として考えられているようです。もちろんスポーツの種類または、外気温により方法や時間などは変わりますが、ウォーミングアップの基本的な考え方は変わりません。