【誤った知識】整形外科に行くと
　　　　　　　　　　　休めと言われる

　整形外科医は、スポーツマンの治療をしている専門医ですから、ケガや故障をしたスポーツマンが早期のスポーツ復帰を望んでいることは十分に理解しています。しかし、ケガや故障をしたのだから、それ以上身体を傷つけないようにしなくてはいけません。

　ケガの場合は、まず痛めた部位を休ませることが最初の治療です。
　故障の場合は、その原因を明らかにしなければなりません。原因を解決しないまま、練習を続けるとますます症状がひどくなります。練習のし過ぎが原因であると判断される場合には、練習量を減らすか時には休ませることも必要になるでしょう。
　休むことが必要な場合、医師は治療期間を告げます。そして、休みのこの期間に、医師とよく相談して練習法を見つめなおしましょう。
　ただ、ケガや故障をした部位は安静にさせますが、それ以外のところは、整形外科医と相談の上で、積極的にトレーニングしましょう。自分勝手にトレーニングをすると思わぬところで患部に負担がかかる場合があります。
⇒治療を受けている間に、やって良いこと、悪いこと